実は私、いま新サイトに使うテーマを猛烈に探していまして、SANGOを購入して使ってみました。
新サイトはメディア系サイトを作りたいと思っているので、残念ながらSANGOは向いていないのではないかと判断したのですが、ブログやサイトアフィリエイト(ジャンルによる)なら最高に良いテーマなんじゃないかと感じました。
今後もし、ブログを書こうとするなら、今あるテーマの中なら間違いなく「SANGO」を選びますね。
今回、メディアサイトには使う予定はありませんが、実際にSANGOを使ってみた感想や評価をお伝えしていきたいと思います。
ワードプレステーマ「SANGO」の評価概要
提供会社概要 | |
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販売ショップ | SANGO |
所在地 | 東京都目黒区目黒1-9-22 LC 1F |
電話番号 | 03-6303-0522 |
価格 | 11,000円(税込) |
カード型一覧 | <head><body>タグ挿入 | <head>のみ | |
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専用ブログカード | ウィジェット数 | 14 | |
SNSシェアボタン | 関連記事表示 | ||
アクセス解析欄 | 人気記事表示 |
こんな方におすすめ
- Google推奨のマテリアルデザインを使いたい人
- 読みやすく優しい雰囲気を表現したい人
- すぐにでもオシャレなデザインを使い始めたい人
- 難しい設定は必要ない人
- ブログから大きめのサイトを作ろうと思っている人
SANGOはサルワカの中の人が作ったテーマ
SANGOは、デザイン系のサイト「サルワカ」の中の人が作ったワードプレステーマです。
サルワカさんと言えば、サイト内でデザインの参考になる情報や、ブログなどで重宝する見出しやボックスなどのデザインに必要なHTML/CSSを公開されていて、別のテーマを使っている私もかなりお世話になっているサイトです。
SANGOにはもちろん、サルワカさんで紹介されているデザインがふんだんに使われているテーマで、発売当初から爆発的に人気になりました。

ワードプレステーマ「SANGO」の特徴
フラットデザインがとにかく心地よい
SANGOと言えば「マテリアルデザイン」と「アニメーションによる演出」ですよね。
公式サイトでもアピールされているようにSANGOは心地がいいんです。
なんかスルスルと読み進めたり、ついでに別の記事を読んでしまうようなサイトのテーマでSANGOが使われていることが多くて、ついつい長居してしまったということが個人的に多いんです。
で、別のテーマで自分がそのような長居したくなるようなデザインを作れるのかというと、残念ながら作れないんです(涙)
だからみなさん有料でもテーマを買うのです。
そもそも有料テーマを買う理由って、「自分にできないことを買う」ことですから、人によってはデザインはできるけれど、プログラミングはできないから機能面が充実したテーマが欲しい人は、多機能なテーマを選べば良いと思うんです。
私の場合は、くつろげるようなデザインを自分では作れないからSANGOが欲しかったんです。
トップページのレイアウトが多彩に作れる
ヘッダーに大きな画像があって、そこにテキストとボタンを配置するというデザインを見かけることが多くなりましたが、SANGOでももちろんできます。
SANGOはヘッダー画像の他にも、2分割ヘッダーというものがあって、左半分が画像で右側にテキストやボタンを配置するというようなこともできます。
よく記事下にあるCTAのようなものでトップページからアピールすることができます。
他には、カテゴリごとの投稿一覧を切り替えることができるタブが用意されているので、多くの記事を扱っているブログであっても目当ての記事を見つけやすくなっています。
このタブを使って各カテゴリの記事を探しやすいということで、メディアサイトでもイケるかなぁと考えたわけです。
記事一覧のデザインは2種類
投稿記事一覧のデザインは上の画像のような2種類です。
一般的なカード型といわれるものの他に、横長にしたバージョンが選べます。
選べる箇所は「トップページとそれ以外」で表示を選択することができて、さらにPCとスマホで違う表示を選択することができるんです。
ちゃんとモバイルでの表示についても配慮されているんです。
関連記事デザインまで3種類から選べる
さらに、SANGOなら関連記事のデザインまでもが選択できます。
通常は関連記事の見出しを変更したり、表示する記事数を変更したりする程度ですが、SANGOではデザインの他にも「スマホでの関連記事表示にスライダーを使うか使わないか」まで指定することができます。
かなりモバイルでの表示に気を使っているテーマだということがわかりますね。
とんでもない数の装飾用ショートコードが使い放題
SANGOのは非常に多くの装飾用ショートコードが用意されています。
ボタンやボックス、吹き出しなどなど本当に膨大な数のショートコードがあります。
記事装飾が簡単にできるというのが有料テーマを利用する大きなメリットのひとつですよね。
本来ならひとつひとつ自分でデザインして、CSSを書いて・・・
サルワカさんはSANGOに提供しているような装飾に必要なHTMLとCSSをサイトで公開されているので、SANGOを使っていない人でも使えるようにしてくれています。
ありがたいことです。
注意点としては、エディタからショートコードを呼び出すことはできません。
(用意されている装飾が多すぎるから仕方がないですよね)
そこで、AddQuickTagというプラグインを使って、あらかじめデザインを登録しておくことで、エディタから呼び出すことができるようになります。
SANGOにある膨大な装飾用ショートコードを使えば、十分にオリジナリティのあるブログに仕上げることができます。
ウィジェットの場所も十分
よく広告が配置されている場所にはちゃんとウィジェットが用意されています。
ただし、カテゴリごとに違うものを表示するなどはできないですね。
(別途カスタマイズすれば対応はできます)
ウィジェットでもPCとスマホ表示で別のものを表示できるようになっているので、モバイルでの表示に配慮されています。
他にも、人気記事一覧がプラグイン無しで表示できるようにもなっています。
(有名な人気記事プラグインは動作がとても遅くなることで有名です)
そして、他のテーマで見かけることの少ない場所としては「スマホメニュー内」があります。
ここに画像を表示することもできるので、小さなCTAのようなものを表示することもできますね。

サポート体制も良い感じ
SANGOのマニュアルサイトを見てもらえばすぐにわかってもらえると思うのですが、各記事のコメント欄が実質の問い合わせ先のようになっています。
コメント欄でカスタマイズ方法などを質問すると、1から2営業日以内には返信されていますね。
そして、解決までのユーザーとのやりとりを共有できているため、同じような悩みの人の質問を参考にすることで、フォーラムに対して開発者が答えてくれる形式と同じようになっています。
SANGOを販売しているのは大企業ではありませんから、こういった対応はすごいと思うのと同時に、過去の質問を共有することで同じような問い合わせを減らすよう努力されているのが良くわかります。
AMPには非対応
残念ながらSANGOはページ表示高速化対策のAMPには対応していません。
SANGOの魅力のひとつはアニメーションでもあるので、予想はしていました。
おそらく今後も対応することはないと予想します。
メディアサイトでの利用を考えたとき、AMP対応は重要になるのではないかという点だけが少し気になっていて、メディアサイトにSANGOを使うのを躊躇しています。
SANGOのページ表示速度はけっこう速い!
SANGOをインストールしてテスト用に記事を10記事ほど投稿して、トップページの表示速度を計測してみました。
ロード時間が「1.8s」と他のテーマと比べてもけっこう速いほうですね。
アニメーションをオフにすればさらに少しは速くなると思いますね。
- サーバー:スターサーバー(スタンダードプラン)
同居人の影響を受けにくいようクラウド型のレンタルサーバーを選んでみました - WordPressバージョン:4.9.8
- PHPバージョン;7.2.6
- MySQL:5.7.16
- テスト記事数:10記事
1記事約3000文字、画像4枚(800×450程度) - 最近の投稿表示数:10記事
- 使用プラグイン:2個
「WP Multibyte Patch」「WP Server Stats」
ワードプレステーマ「SANGO」の評価まとめ
今回メディア向けのテーマを探していたのですが、SANGOはブログ用テーマだと決めつけていました。
しかし、スマホ表示への配慮やスマホメニュー内ウィジェットの使い方次第でいろんな工夫ができそうです。
トップページ表示もタブを使って切り替えることができるので、サイト内の回遊性も高そうですし、投稿日からしばらくの間は新着記事としても扱えるので、ニュースサイト的な使い方もできるのがとても気に入っています。
ブロガーの方が多く使っている印象でしたが、サイトアフィリエイトなどでも活躍できると思います。
メディア利用についてはもう少しだけ研究してから決めようかな。
/居心地の良いブログを作りたい人はぜひ\