【徹底比較】WordPress有料テーマおすすめ9選 | 選び方のポイントも解説

ワードプレスおすすめ有料テーマ

有料ワードプレステーマを使ってみようと考えたら、ネットでおすすめのテーマを調べますよね?

私は今までAFFINGERをよく使ってきたのですが、新しく大きめのメディアを作ってみたいと思って、テーマについてネットで検索して調べてみたんです。

有名なメディアなどでもおすすめのテーマが紹介されていましたよ。
「おすすめのワードプレステーマ50選」とかね…まったく絞り切れてないし、絶対使ったことないよね。

他はアフィリエイト案件のある有料テーマが適当にペタペタ貼り付けてあるだけで、事実を教えてくれているサイトが少ないんです(涙)

でも、今回真剣に投資してでもしっかりしたサイトを作ってみたかったんです!
そこですでに持っていた有料テーマに加えて、いくつかのテーマをまとめて購入してみました。

やっぱりですね、複数のテーマを使って比較してみないとわからないこともあります。
他の有料テーマを使ってみたことで、既に持っていたテーマの評価も変わったということもありました。

ここでは、私が実際に試した有料テーマの中から、2023年3月時点のおすすめテーマの正直な感想と有料テーマを選ぶときのポイントをお伝えしていきます。

管理人吹き出し画像
新たに「SWELL」を購入して評価を追加しました。
テーマ選びには好みもありますが、結論からお伝えするとブログやサイトを作るうえで、次の3つのどれかを買っておけば失敗はないと思っています。

当サイト経由で購入された方には、ささやかではありますが特典を付けさせていただいているので、よろしければ参考にしてみてください。

目次

有料テーマ比較表

多くのテーマを比較して選ぶのはとても大変です。

値段や表示速度、機能について比較表にまとめてみました。

価格(税込)デザイン高速化SEO初心者記事装飾更新通知AMP複数サイト
AFFINGER5(WING)14,800円3.544.544設定可
THE THOR16,280円44.54.544設定可
SWELL17,600円44454.5
DIVER17,980円3.53.54.544.5
TCD Be17,777円54444
SANGO11,000円4.54444.5設定可
STORK11,000円4.5433.53
ALBATROS7,980円4.54343
Emanon-Pro9,800円34.5442.5
とりあえず、今回試してみた有料テーマを私のお気に入りの順に並べてみました。

ただ、どんなホームページやブログを作るかによって適しているとか、初心者の人には使いにくいかもしれないとか、人によっておすすめできるテーマは違います。
それぞれの有料テーマの評価とコメントをしていきます。

各テーマのページ表示速度についてはそれぞれのテーマを新規のワードプレスをインストールして、テスト用に記事を10記事投稿して、トップページの表示速度を計測してみました。

速度計測の条件を詳しく見る
  • 計測サイト:GTmetrix
  • サーバー:スターサーバー(スタンダードプラン)
  • 同居人の影響を受けにくいようクラウド型のレンタルサーバーを選んでみました

  • WordPressバージョン:4.9.8
  • PHPバージョン;7.2.6
  • MySQL:5.7.16
  • テスト記事数:10記事
  • 1記事約3000文字、画像4枚(800×450程度)

  • 最近の投稿表示数:10記事
  • 使用プラグイン:2個
  • 「WP Multibyte Patch」「WP Server Stats」

※ 高速化対策はしていません

ページ表示速度は計測した時間帯でも変化するため目安程度に考えてください。
ポイント
ここで紹介するテーマはすべて、スマホ表示に最適化できる「レスポンシブ」で、「日本語対応」ですから初心者でも安心して使ってもらえるものだけを紹介しています。

個別の有料テーマについて詳しく知りたい場合は、レビュー記事を用意していますので参考にしていただければと思います。
(記事にできていないテーマもあります。)

ホームページ型サイトにおすすめの有料テーマ4選

ここで紹介している4つのテーマは、単にホームページ型だけでなく、ブログ型であっても強力なテーマとなっています。

多機能で細かな設定ができることから、ホームページ型として分類しています。

多機能・使いやすさなら「AFFINGER5(WING)」が最強

Affinger5バナー
WING(AFFINGER)の特徴
デザイン性
高速化対策
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新設定可
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社オンスピード
所在地愛知県名古屋市千種区今池1-6-3 ITOビル4階
電話番号052-753-8715
価格14800円(税込)

表示速度

AFFINGER5のページ表示速度
>> AFFINGER5の評価レビュー記事を見る

AFFINGER5の特徴

ブログからオウンドメディアまで作れるオールマイティなテーマで、SEO対策にも強いと評判のテーマだったAFFINGER4の後継テーマとして、2018年3月にリリースされました。

WING(AFFINGER5)は、AFFINGER4の長所はそのままに、デザインの自由度などが大幅にアップしているので、初心者でも扱いやすく、簡単にまとまりのあるデザインのサイトを作ることができます。

各記事ごとの設定項目も多く自由度がとても高いため、多くのアフィリエイターから絶大な信頼を得ているテーマ。

機能追加などのバージョンアップもあるため、購入してからもどんどん改良されていくので、ユーザーは記事の執筆に集中することができます。

ウィジェットを設置できる箇所が28箇所もあったり、PCとスマホで表示を変えることができるショートコードもあるため、コンテンツのレイアウトも自由自在、収益化のための仕組みも多彩なところがAFFINGE5が売れまくっている理由のひとつです。

収益化を狙うなら、圧倒的優位に立てるテーマです。

管理人吹き出し画像
A8サイトコンテスト2019の受賞サイトのうち、実に10ものサイトがAFFINGER5を使っていたという結果も出ています。

当サイトオリジナル特典付でお得

/多機能で使いやすいテーマ\

多機能で超高速を狙うなら「THE THOR」がおすすめ

THE THORの特徴
デザイン性
高速化対策
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
自動アップデート設定可
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名フィット株式会社
所在地千葉県印西市戸神台1-18-1
電話番号050-5360-5740
価格16,280円(税込)

表示速度

THE THOR(ザ・トール)のページ表示速度
>> THE THORの評価レビュー記事を見る

THE THORの特徴

無料テーマLIONシリーズを提供しているFITが2018年10月にリリースした有料テーマです。

上品なデザインが特徴です。
とにかくできることが多いので、その中からどの機能を使うのかはユーザーが決めれば良いというテーマ。

機能が多いので設定場所に迷うこともありますが、マニュアルサイトやユーザーフォーラムを使って調べればすぐに解決できるので初心者でも問題なく使うことができます。

見出しなどの記事装飾機能は他のテーマを圧倒する種類が用意されているので、上級者であってもサイト公開までの時短が可能です。

アフィリエイトサイトからブログ、検索機能も強化されているので大規模なメディアにも対応できます。

AMP対応しているテーマは珍しくなくなってきましたが、THE THOR(ザ・トール)はさらに注目のPWAにまで対応しています。
プラグインを使わずに安全にサイトのPWA化を行うならベストな選択になりそうです。

AMP対応せずともページ表示速度がとても速いのも大きなアドバンテージになります。

「STORK(ストーク)」「ALBATROS(アルバトロス)」「JIN」など、すべての面で明らかに他のブログ系テーマの上位互換の実力です。

当サイトでも2023年3月現在、圧倒的にこのTHORに関するページへのアクセスが多く注目度の高いテーマです。

当サイトオリジナル特典付でお得

/初心者も上級者も満足できる超高速テーマ\

AFFINGER5の自由度でも満足できない人には「DIVER」なら安心

DIVERの特徴
デザイン性
表示速度
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名高木貴人
所在地東京都江東区三好3-8-15-102
電話番号050-5329-9684
価格17,980円(税込)

表示速度

DIVERのページ表示速度
>> DIVERの評価レビュー記事を見る

DIVERの特徴

とにかく多機能なテーマ。

AFFINGER5と同程度かそれ以上の自由度があるので、ブログから大規模メディアまで作れてしまいます。

SEOに関係のある設定も多いので、ユーザーの好きなように扱うことができます。
ただのブログに使用するにはもったいないほどのテーマです。

ただし、多機能なため設定箇所も多く、初心者は迷ってしまうかもしれません。
とはいえ、THE THORと比べると扱いやすいかと思います。

また、記事内で使うボックスなどの装飾を呼び出すのはJINと同じく、視覚的に確認してボタンひとつで挿入できるのでとても楽に記事編集できます。

サポートが充実しているので、初心者でも少しずつ勉強していく気であれば問題はありません。

収益化のための機能も豊富に揃っているので、アフィリエイトやオウンドメディア制作に向いています。

当サイトオリジナル特典付でお得

/サポートの手厚さNo1\

ブログ型サイトにおすすめの有料テーマ5選

Gutenberg対応ですばやく書きたい人は「SWELL」

SWELLの特徴
デザイン性
高速化対策
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社LOOS
所在地大阪府大阪市北区梅田二丁目5番13号 桜橋第一ビル304号
電話番号050-6870-9053
価格17,600円(税込)
>> SWELLの評価レビュー記事を見る

SWELLの特徴

最大の特徴は、WordPressの新ブロックエディタであるGutenbergに完全対応しているところです。

これから主流になるGutenbergを使って、記事の装飾やレイアウトを簡単に呼び出すことができるので、きれいなデザインの記事を短い時間で書くことができます。

ブログ・アフィリエイト向けテーマとされていますが、コーポレートサイトとしても使用されていることも多く多用途に使われているテーマ。

他のライバルテーマをよく研究していて、多くの便利機能を備えています。

また、SEO対策についてあまりアピールされていませんが、独自プラグインを使って細かく設定することができるようになっています。

設定画面もわかりやすく、マニュアルもかなり詳細であるため、初心者でも簡単にブログを始めることができる。

今後、クラシックエディタのサポートが切れることを考えると、早めにGutenbergに慣れておくのがおすすめです。

今からWordpressを始めるという方にとっては最適なテーマだと思います。

/サクサク記事が書けるテーマ\

圧倒的なオシャレさなら「TCD Be」に決まり

THE THORの特徴
デザイン性
高速化対策
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
自動アップデート
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社デザインプラス
所在地大阪府大阪市淀川区西中島6丁目8-23 ビープラスビル7F
問い合せ先「http://design-plus1.com/tcd-w/contact」内フォーム
価格17,777円(税込)

TCD Beの特徴

私の中では今イチオシのテーマ。

開発しているTCDは、デザイン性の高さが人気のテーマを多数ラインナップされています。

このBeはTCDのテーマの中でも比較的新しく作られたもので、ふきだしや動くラインマーカーなど、今までTCDが弱かった個人ブログで見かけるような機能が盛り込まれています。

高いデザイン性と最近のトレンドの機能が両立しているため、全くの初心者であっても洗練されたデザインのブログを素早く作ることができます。

また、TCDは表示速度が遅いイメージがありましたが、「高速化設定」機能を搭載してページの表示速度にも配慮するようになりました。

多くのテーマ開発実績がありますから、品質という面では他のテーマより一段上と言って良いでしょう。

ビジネス系のホームページには向きませんが、カスタマイズすればアフィリエイトサイトとしても十分に活躍できるテーマです。

/圧倒的なデザイン性\

Google推奨のマテリアルデザインなら「SANGO」が有名

SANGOの特徴
デザイン性
表示速度
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新プラグイン追加で可
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売ショップSANGO
所在地東京都目黒区目黒1-9-22 LC 1F
電話番号03-6303-0522
価格11,000円(税込)

表示速度

SANGOのページ表示速度
>> SANGOの評価レビュー記事を見る

SANGOの特徴

開発者は、多数のデザインカスタマイズ情報を提供されている「サルワカ」の運営者さんです。

やわらかいデザインでブロガーから人気のテーマですね。
Google推奨のマテリアルデザインを採用していて、心地の良いデザインが魅力のテーマ。

実際にSANGOを使っているブログを訪問すると、ついつい目的以外の記事も読んでしまう居心地の良さがあります。

見出しやボタンに数多くのデザインカスタマイズが用意されているので、CSSの知識がなくても読みやすいデザインを手に入れることができます。

ブログ向けという印象がありましたが、記事を整理して表示できる工夫もあるのでアフィリエイトサイトやウェブマガジン系のサイトにもおすすめできます。

また、SANGOの公式サイトでは使い方やカスタマイズ方法の情報がたくさんあります。
管理画面も複雑ではないので、初心者にもおすすめです。

サービスを提供するサイトを作りたいなら「Emanon-Pro」

Emanon Proの特徴
デザイン性
表示速度
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社イノ・コード
所在地東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F KSフロア
電話番号03-6869-1518
価格9,800円(税込)

表示速度

Emanon Proの表示速度
>> Emanon Proの評価レビュー記事を見る

Emanon-Proの特徴

とても完成度の高いテーマ。

知名度はそこまで高くありませんが、とても軽量でページ表示速度が速いです。

CTAやランディングページの作成機能が多彩で、閲覧者にアプローチできる仕組みが多く用意されています。
さらにデザインはシンプルで品のある感じなので、士業のサイトやコンサルティング系サイトにとてもマッチします。

もちろん、ブログにも適していて、シンプルなデザインで高機能なブログを作りたい人におすすめのテーマです。

少しマニュアルが弱いところがありますが、それほど複雑な管理画面ではないので初心者でもすぐに慣れることができます。

WordPress5.0から導入されたブロックエディタ(Gutenberg)に対応する専用プラグイン(3,680円)もリリースされているので、これから先の運営も安心。

/高速表示で誠実さのあるデザイン\

ポップで読みやすいブログを作りたいなら「STORK(ストーク)」

ストークの特徴
デザイン性
表示速度
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社bridge
所在地香川県観音寺市高屋町1222
電話番号050-3696-5645
価格11,000円(税込)

表示速度

ストークの表示速度
>> STORKの評価レビュー記事を見る

STORKの特徴

とにかくデザインのキレイなテーマで、有名ブログマーケッターが監修していることでも有名ですね。

1サイトでしか使用できないため、複数のサイトを運用するアフィリエイターには不向きです。

1つのブログを大切に育てていきたいという人に最適です。

コンテンツのレイアウトの自由度はそれほど高くないのと、SEOに関係のある設定項目も少ないので、サイトアフィリエイトよりもやはりブロガーさん向けです。
広告を表示できるウィジェットは豊富に用意されているので、アドセンスを中心に収益を目指す人におすすめ。

設定画面もシンプルで扱いやすい反面、初期状態では文字の装飾などのショートコードをエディタから呼び出すことができないので、別途プラグインなどを使ってショートコードを登録できる程度の知識はあった方が良いでしょう。

発売から時間が経過していますが、人気ブログでの使用率は未だに高いですね。

安くオシャレなデザインにしたいなら「ALBATROS(アルバトロス)」

アルバトロスの特徴
デザイン性
表示速度
SEO対策
初心者おすすめ
記事装飾機能
WPからの更新
AMP対応
レスポンシブ対応
複数サイト利用
言語日本語
提供会社概要
販売会社名株式会社bridge
所在地香川県観音寺市高屋町1222
電話番号050-3696-5645
価格7,980円(税込)

表示速度

アルバトロスの表示速度
>> ALBATROSの評価レビュー記事を見る

ALBATROSの特徴

ストークと同じOPENCAGEが開発したテーマです。

ストークと同じく1サイトだけでしか使用できないため、同じく複数のサイトを運用するアフィリエイターには不向きです。

機能面だけでストークと比較すると、アルバトロスの方が下位という位置づけになります。
デザイン的には、ストークよりもシンプルで信頼度が高そうなデザインの印象です。

ウィジェット欄など、ストークよりも自由度が低い部分がありますが、その分価格は少し安いです。

デザインだけで購入しても良いくらいキレイなブログ用テーマです。

有料テーマを使うメリット

こんな方におすすめ

  • デザインにこだわりたいが、自分でカスタマイズする自信がない人
  • カスタマイズするよりも、早く記事を書きはじめたい人
  • アフィリエイトで収益をあげたい人

デザインが仕上がっている

一般的に、無料テーマはカスタマイズすることが前提となっているものが多く、初心者はHTMLやCSSを少しでもかじっていないとデザインを変更するのが難しいです。

もちろん、無料テーマの中にも優秀なものは、設定画面から一部デザインをカスタマイズできるように作られているものもあります。

これに対して、有料テーマでは背景色や見出しの色、サムネイル画像のサイズや形までもがボタンひとつで変更できるようなものが多いため、特に初心者におすすめです。

そして、最大のメリットはプロが作った美しいデザインを誰でも利用できるということです。

1pxのサイズの違いやスペースの入り方など、細かく計算されたデザインになっているので、有料テーマを使うと「これが本当に自分のブログなのか!?」と思ってしまうほどクオリティの高い仕上がりになります。

これによって、あなたはすぐにでもブログに記事投稿に集中することができるので、カスタマイズに時間をとられる必要がありません。

プラグインの数を減らすことができる

ワードプレスには、プラグインという機能を追加できる便利なものがありますが、デメリットとしてはプラグインを入れすぎるとサイトが重くなってしまうことがあります。

他にも、テーマとの相性が悪いと正常に動かないことも多くあります。

有料テーマの中には、多くの人が使うであろうプラグインの機能がテーマ内に組み込まれているものがあるので、不要なプラグインを増やすこともなく、テーマとの相性を気にする必要がありません。

例えばの機能としては、「人気記事の表示」や「高速化対策」、「SEO対策」に関するプラグインを入れなくても良いというようなことです。

SEO対策にも配慮されている

よく「SEOに強いテーマ」という言葉を聞くことがありますが、このテーマを使ったから検索上位に表示されるというものではありません。

SEO対策済のテーマというだけです。
つまり、「Googleなどの検索ロボットに正しくコンテンツ内容を伝えることができる方法でテーマを作っていますよ」ということです。

有料テーマには、この検索ロボットに正しくコンテンツ内容を伝えるための対策がされているものが多いです。

テーマのSEO対策に関する機能についてまとめてみました。
参考にしてみてください。

有料テーマを使うデメリット

費用がかかること

当然ですが、有料テーマ使用には費用がかかります。

有料テーマは、「5000円~30000円」あたりで販売されていることが多いです。
(複数のブログで使用したり、長期に使用するのであれば、大きな負担にはならないかと思います。)

ただし、テーマによってライセンス形態が違っていて、1ライセンスで1ブログにしか使えないものと、購入者の運営する複数のブログで使えるものとがあります。

購入する際は必ず確認するようにしましょう。

サポートに過度な期待はできない

ワードプレスは、ユーザーが自由にプラグインを追加したり、デザインをカスタマイズして使用することが前提となっていることから、有料のテーマであっても保証範囲には限界があるため、自己責任でカスタマイズする必要があります。

とはいえ、中にはカスタマイズについて詳しく解説してくれている「購入者限定サイト」が用意されていたり、一般的なフォローについてはほとんどのテーマでしてもらえます。

初心者だから心配だという人は、サポートの手厚いテーマを選ぶと良いと思います。
このページで紹介しているテーマの中では「DIVER」「SANGO」「賢威」の3つが丁寧なサポートが期待できます。

他に、詳細なマニュアルやネット上に情報が多いテーマなら「アフィンガー5」や「THE THOR」が良いと思います。

初心者におすすめの有料ワードプレステーマの選び方6つ

ワードプレス有料テーマの選び方
今まで私が使っておすすめできるテーマをご紹介していますが、ワードプレスの有料テーマは他にもまだまだあります。

ここからは、あなたがこれからワードプレスのテーマ選びに失敗しないよう、初心者の方でも迷わない選び方をお伝えします。

① 複数のブログやサイト使い回しできるのか確認する

有料テーマの中には、ライセンスに対する考え方が違うものがあります。

「使用するサイトごとにテーマを購入しなければならないテーマ」と「購入者のサイトならいくつでも使い回しできるテーマ」に分かれます。

どちらが良いのかというのは別にして、あなたがこれから複数のサイトで使いたいと思ったときにかかるコストを考えてみて、納得できるなら1ライセンス1サイトのものを選んでも良いと思います。

特に、アフィリエイトなどに取り組もうと考えているなら、使い慣れたテーマで複数のサイトを作りたいこともあると思います。

今後の使い方が不透明な場合やアフィリエイトで使用するのなら1ライセンスで複数サイトに使い回せるテーマがおすすめです。

詳しくは「複数サイトで使える有料テーマ」を参照してください。

② ページ表示速度が速いものを選ぶ

グーグルの「ウェブマスターセントラルブログ」で、2018年7月からモバイルでのページ速度が、モバイル検索結果の採点要素になることを発表しました。

一部翻訳引用 Using page speed in mobile search ranking
人々はできるだけ早く質問に対する回答を見つけることができるようにしたいと考えています。研究によれば、人々はページのスピードを本当に気にしています。スピードはしばらくの間ランク付けに使用されていましたが、その信号はデスクトップ検索に集中していました。今日では、2018年7月からページ速度がモバイル検索のランキング要素となることを発表しています。

とあります。

あなたのサイトやブログを高速に表示するためには、「Webサーバー側の問題」と「コンテンツ自体の問題」があります。

Webサーバーについてもより高速なサーバーを選ぶことも重要ですが、コンテンツをできるだけ軽量にして高速表示するためにテーマ選びは重要になります。

「多機能だけれども表示が遅い」「表示速度は速いけれど機能が少ない」というのでは困ります。

当ページでは使用したテーマの表示速度についても目安となるような情報を掲載していますので、デザインや機能だけでなく表示速度についてもチェックするようにしましょう。

③ SEO対策に配慮されているものを選ぶ

先ほどもお伝えしましたが、SEO対策済というのは、検索エンジンに正しくあなたのコンテンツを伝えることです。

SEO対策済のものとして具体的には、「構造化データ対応」とか「HTML5対応」とかそういったキーワードが目印になります。

当サイトでSEO対策について5段階で評価しているのは、「構造化データ対応」や「HTML5対応」についてはもちろん「メタディスクリプションを設定できるか」や「ページをindexさせるかさせないか」など、SEOに関係する設定項目が多く用意されているかどうかを評価しています。

単に「このテーマはSEOに有利なんです!検索順位が上がりました!」などと簡単に紹介しているサイトは要注意です。

別ページでテーマのSEO機能についてまとめています。

④ 更新通知のあるものを選ぶ

有料テーマの中には、機能改善や不具合修正、機能追加などを積極的に行ってくれるものがあります。

そんなときは、テーマをアップデートする必要がありますが、以前であればFTP通信を使って自分自身で最新のテーマをアップロードして適用するなど手間がかかることが多くありました。

また、初心者の人にとっては自分でテーマをアップデートするのはとてもストレスのかかることでした。

最近の有料テーマの中には、テーマの更新があるとワードプレス内に自動で通知してくれるものがあります。
通知を受けて、ユーザーは更新ボタンをクリックするだけでテーマをアップデートすることができるようになっているものがあります。

初心者に限らず、このテーマの更新通知機能というのはとても便利ですから、特別な理由がない限りは更新通知機能のあるものを選ぶようにしましょう。

AFFINGER5など、確認せずにテーマを更新してしまうリスクにも対応できるように、自動更新を設定するかどうかユーザーが選択できるように配慮しているものもあります。

⑤ 記事装飾機能が充実しているものを選ぶ

有料テーマを使用するメリットのひとつに、「すぐに記事を書き始めることができる」ということがあります。

そのためには、記事内の「見出し」や「ボックス」、「箇条書きリスト」や「ボタン」などのデザインが初めから用意されているとベストです。

用意されている装飾が多ければ良いというわけではありませんが、テーマデザインにマッチしたデザインをユーザーが選択できるようになっているととても便利です。

この記事装飾機能があることで、ユーザーは「すぐに記事を書き始めることができる」「デザインが苦手でもキレイな記事が書ける」というメリットがあります。

⑥ 情報の多いものを選ぶ

完成されたテーマを使っているとはいえ、あなたの自由にカスタマイズをしたいこともあると思います。

そんなとき人気のあるテーマであれば、インターネット上にカスタマイズや不具合に関する記事があふれています。
それらを参考にして対応することができるのが強みです。

また、有料テーマの中には詳細なWebマニュアルが整備されていたり、ユーザー専用のフォーラムのようなものまで用意されていることがあります。

初心者の方にとっては、思うようにカスタマイズできないことや意図しない表示になってしまったなどのトラブル解決に役立つはずです。

ユーザー専用のフォーラムを持っているのは、「AFFINGER5」や「THE THOR」がありますし、「SANGO」は作者の方が積極的にカスタマイズ記事を掲載されているので心強いです。

⑦ レスポンシブ対応しているテーマを選ぶ

今ではほとんどのテーマがレスポンシブ対応しているので、特別気にして選ぶ必要はありませんが、必須の条件になります。

Googleはモバイルフレンドリーなサイトを良しとしていて、それを実現するためのひとつの方法が「レスポンシブ対応」です。

最近ではインターネットに使用するデバイスの多くがスマホになってきたため、スマホ上で適切な情報を得られやすいサイトである必要があるからです。

具体的にどんなサイトがモバイルフレンドリーなのかは「検索結果をもっとモバイル フレンドリーに」を参考にしてみてください。

実際にあなたのサイトがモバイルフレンドリーかどうかは「モバイルフレンドリーテスト」でチェックしてみてください。

WordPressおすすめ有料テーマまとめ

他にも有名なテーマはたくさんありますが、私が実際に購入して使ったことがあるテーマを紹介しました。
(基本的には有名なものは入っていると思います。)

私は有料テーマも無料テーマも使用していますが、見やすいブログやサイトを短期間で作成しようとすると、圧倒的に有料テーマを使う方が早く完成します。

ブログデザインに清潔感や誠実さを求めるなら、カスタマイズ技術が身につくまでは有料テーマを使用する方が良いと思います。

ここで紹介するテーマは全て、10000円~20000円前後のものが中心です。
初心者がカスタマイズにかける時間を考えると、それほど高い買い物ではないと思っています。

機能やデザイン、使い勝手など選ぶポイントはいくつかありますが、最終的に大切なのはあなたの目的が何なのかを最優先してテーマを選ぶのが良いと思います。

そして、サイトやブログに愛着を持てるようなものをされることをおすすめします。

各テーマのレビュー記事も少しは参考になるかと思いますので、よろしければ確認してみてください。

今回、たくさんの有料テーマを購入したので結構な投資になりましたが、いろんな気づきがあったり、有料テーマの優秀さを再確認できました。

本気で愛着をもって運営したいサイトなら、これからも有料テーマを使い続けると思います。

テーマのインストール手順がわからない場合は「ワードプレステーマのインストール手順解説」を参考にしてみてください。

オススメ新しくサイトを立ち上げるためにテーマをお探しの方で、新たにレンタルサーバーを借りようとお考えでしたら、当サイトで実際に使ってみたおすすめのレンタルサーバーを6つ紹介しています。よろしければご参考にしてみてください。

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これで戦える!
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