最近では、多くのブログでもSSL化しているところが多くあります。
SSLとは、ホームページを閲覧するときの通信を暗号化することによって、外から情報を盗みみられないようにすることができる仕組みのことですよね。
SSL化することによってブログ閲覧者の情報を保護することができるので、安心してブログを読んでもらうことができます。
他にも、GoogleはブログなどにもSSL化を推奨していて、検索上でもSSL化されたブログが優位になるのではないかと言われています。
スターサーバーなら無料でブログをSSL化できる
そんなブログのSSL化ですが、スターサーバーでは無料でSSL化することができるようになっています。
スターサーバーを利用しているのであれば、この無料独自SSLの機能を使用しない手はありません。
ここでは、スターサーバーに追加されたドメインを無料でSSL化する手順を説明していきます。
スターサーバーでの無料独自SSL設定手順
SSL設定前の状態
ブラウザにGoogle ChromeからSSL設定されていないサイトにhttpでアクセスした場合と、httpsでアクセスした場合のアドレスバーの表記を比較すると画像のようになります。
httpsでアクセスした場合には、さらに画像のような表示がされてしまいます。
かなり有害であるかのうような表示になっていますね。
GoogleがSSL化をいかに重要と考えているのかがわかります。
スターサーバーでのSSL設定方法
事前にサーバー管理ツールにアクセスし、左メニューから[ドメイン]-[SSL設定]をクリックします。
- 使用しているドメインの中から、SSL化したいドメインを選択します。
- [無料独自SSL追加]をクリックして、対象ドメインに誤りがなければ[独自SSL設定を追加する(確定)]をクリックします。
- 国
- 都道府県
- 市区町村
- 組織
- 部署
- SSL化設定が終了したことを確認して完了します。
- httpsでブログにアクセスして確認します
※ CSR情報(SSL証明書申請情報)を入力するをチェックすると証明書の内容を編集することができますが、よくわからない場合は編集する必要はありません。

スターサーバーでは、SSL化設定が反映されるまでに最大で1時間程度かかります。
私の経験上では、5分で済む場合もあれば40分程度かかったこともあります。
一時的にブログへアクセスすることができなくても慌てないようにしましょう。
SSL化設定後、しばらく時間をおいてから、対象のブログにhttpsでアクセスできるか確認します。(ブラウザのアドレスバーに直接「https://(あなたのドメイン名)」を入力します)
画像のようになっていれば無事にSSL化が完了しています。
SSL化設定の注意事項
ワードプレス側の設定変更が必要
SSL化設定が正常に完了してもそのままではブログのURLに変更されません。
SSL(https)は暗号化した通信で、通常のhttpは暗号化されていないだけで、どちらでもあなたのブログへアクセスできるようになったに過ぎません。
このまま放置すると、Googleなどの検索結果から訪れた訪問者は、「http」でアクセスしているままになってしまいます。
WordPress側で、サイトのURLを変更しておく必要があります。
WordPress側での変更手順は以下のとおりです。
- ワードプレスの管理画面にログインします。
- 左メニューの[設定]-[一般]をクリックします。
- 「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」の2箇所のアドレスを「http」から「https」変更して保存します。
他の影響程度を推測してみること
簡単に言うと、ブログをSSL化することは「通信を安全に保護する」ということと「URLが変更される」ということです。
ここでは、新規にブログを公開する場合を想定していますが、例えばワードプレスのインストールをしてから記事を書く前に、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使用した場合やどこかのブログサービスなどに登録している場合など、すでに外部にトップページのURLを公開しているときには、再度URLが変更されていることを伝える必要があります。